稲見萌寧 予選落ち確実で米ツアー準シード逃す 来季の出場権を狙う最終予選会は「受けない」

 「米女子ゴルフ・アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン・第2日」(15日、ペリカンGC=パー70)

 日没で3人がプレーを終えられず、順位は全て暫定。日本勢は全員ホールアウトし、通算4オーバーの稲見萌寧は予選落ちが確実となった。

 稲見は強風と速いグリーンに苦戦した。10番から出て11番から3連続ボギー。後半は2バーディーを奪って73となり「スコアほどショットは悪くなかった。もったいない」と悔しがった。予選落ちが確実となり、今季が終了。18大会で予選通過は6度だけ。年間ポイント100位以内の準シードも逃した。

 来季の出場権を狙う最終予選会は「受けない」と明言した。それでも過去2年のツアー勝者が出られる来季開幕戦は出場できる。去就については「もう少し細かく(ルールなどを)見て考えたい」と語った。

 6月の全米女子プロ選手権を体調不良で途中棄権した後は3カ月近くもツアーから離れた。「ボコボコにやられる刺激は必要。(今後も)メジャーには出たい」と今後も世界への挑戦は続ける意向を示した。

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