女王・竹田麗央が日本女子初の同一年メジャー3冠に挑む「いつもより頑張りたい」平均飛距離1位にも意欲

プロアマ戦で笑顔の竹田麗央
プロアマ戦で調整する竹田麗央
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 「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯」(21日開幕、宮崎CC=パー72)

 今季8勝を挙げ、初の年間女王に輝いた竹田麗央(21)=ヤマエグループHD=が開幕前日の20日、公式会見に登場し、日本女子初の国内女子メジャー年間3冠に意欲を示した。

 大躍進のシーズンもついに最終戦。最後のメジャーに「いつもより頑張りたい」と力を込めた。今季はソニー日本女子プロ選手権、日本女子オープン選手権を連勝。国内女子メジャーが年間3大会になった1979年、4大会になった2008年以降、メジャー年間3勝を達成したのは18年の申ジエ(韓国)のみ。日本女子に限れば誰ひとりとして達成していない大偉業に挑む。

 舞台の宮崎CCは左ドッグレッグが多め。フェードヒッターには嫌らしいホールもあるが、「イメージは湧いている。しっかり左から攻めていけるように」と意に介さず。高麗グリーンも「苦手意識はない」と頼もしいコメントを発した。

 ツアー最終戦とあって、今大会をもって決まる年間スタッツの平均飛距離1位にも意欲。現時点では263・06ヤードでトップを走るが、2位の葭葉ルミとは0・08ヤード差の僅差。ドライバーの感触は悪くなく「このコースはしっかり振っていけるホールも多い。振っていきたい」と飛ばしにかかる。

 来季から米女子ツアーに主戦場を移すこともあり、国内戦も今大会で一区切り。「悔いなく攻めて自分のゴルフをやりたい。優勝したい気持ちはすごくある。優勝につながるプレーができたら」と偉業を手土産に米国に飛び立つ。

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