米女子ゴルファーがSNSで乳がん手術を報告 5日開幕のQシリーズ欠場も「みんなとすぐにコースに戻ることを望んでいます」
米女子ゴルフのキム・カウフマン(33)=米国走が3日、自身のX(旧ツイッター)を更新。投稿した文章で「Qシリーズウイークが近づいているため、共有すべきニュースがいくつかあります」とし、乳がんの腫瘤切除術を受けたため、5日にアラバマ州で開幕する来季米女子ツアー出場権をかけたQシリーズ(最終予選会)を欠場すると明かした。
カウフマンは10月に米女子下部・エプソンツアーの今季最終戦、エプソンツアー選手権に出場。「試合終了から10日ほどたった後、ステージ2bの乳がんと診断されました。腫瘤切除術を受け、今後数週間で放射線療法(と化学療法)を開始する予定です。残念ながら今年はQスクールに出場できません」と記した。
カウフマンは今季、米女子下部のエプソンツアーに参戦。年間16位に終わり、15位以内までに与えられる来季の米女子ツアーの出場権を得られず「米女子ツアーカードを取り戻すことを期待して今週(Qスクールを)プレーするつもりでした」という。それでも「私のことを祈ってくれた皆さんの最終予選会での幸運を祈ります。そしてすぐにみんなとコースに戻ることを望んでいます」と、前向きに記した。
カウフマンは2014年に米女子ツアーに参戦。15年のブルーベイLPGA2位などの成績を残した。今年の全米女子オープンは58位だった。