米下部ツアー参戦明言の原英莉花「環境を変えてチャレンジしたい」米国での戦いに渋野の心得は?「お米を持っていった方が…」
ゴルフのトッププロが優勝賞金200万円をかけてバーチャルゴルフ対決を行う「TGXバトルズ2 powered by FULL SWING,supported by チューリッヒ保険」が13日、都内で行われ、メインバトルの部でともに1998年度生まれ“黄金世代”の原英莉花(25)=NIPPON EXPRESSホールディングス=と渋野日向子(26)=サントリー=が参加した。
バーチャルながら実際のコースを反映させたリアルなシミュレーションゴルフに、二人は苦戦しながらも笑顔が絶えなかった。渋野はTGXアンバサダーで練習にもシミュレーターを取り入れているほどだったが、1番のティーショットをいきなり右の林に打ち込む出だし。一方、インドアはあまり経験がないという原はスタートから2ホール連続パーと順調だった。
両者、高速グリーンには手を焼きながらも、序盤にリードした原が7ホール制のマッチプレーを逃げ切りで勝利。「難しかったけどリアル。もっとプレーしたいと思った」と笑顔を見せた。一方、渋野は試合後の取材で「リベンジしたい!。(次戦は)絶対この人と!」と再戦を希望した。
原は前週の米女子ツアーの最終予選会に出場し、11日に帰国したばかり。予選会は最終ラウンドに進めず同ツアーの出場権は獲得できなかったが、来季の下部ツアー参戦を明言した。
下部ツアーは年間ポイントランキング上位10人に次シーズンの米女子ツアー出場権が与えられる。「協議しながらという感じだけど、向こうで戦う気持ちはすごく強い。楽しみです。やっぱり今の環境を変えていきたい。トライしたい。チャレンジしたい気持ちが強いかな」と思いを語った。
そんな戦友の思いを隣で聞いた渋野は、米女子ツアーの先輩として米国での戦いに「移動がやっぱり大変なのと、ご飯がちょっと大変かな。日本のお米がおいしいから持っていった方が良いんじゃないかな?」と助言を送った。