松山英樹 パット決まらず暫定26位 2週連続Vへ「(首位と)3打差で終わってよかった」

 「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・第1日」(9日、ワイアラエCC=パー70)

 日没のため、7人がプレーを終えられなかった。順位は全て暫定。2022年大会優勝者で、前週の開幕戦に続く2週連続Vがかかる松山英樹(32)=LEXUS=は、4バーディー、1ボギーの67で、3アンダーの暫定26位。8人が出場している日本勢の最高位で、首位まで3打差発進となった。6アンダーの暫定トップは、トム・ホーギー(米国)ら6人。

 前週はツアー新記録となる通算35アンダーをたたき出した松山は、マウイ島からオアフ島に移動し、斜面が多いコースから平たんなコースに変わって、新たなスタート。グリーンの状態も変わり、好スコアの原動力になったパッティングがやや影を潜めて、序盤はなかなかパッティングが決まらなかった。

 1番で2メートルの好機を逃し、最初のバーディーが来たのは、1・5メートルにつけた5番。だが、直後の6番でラフを渡り歩いてボギーにした。後半もなかなか伸ばせない展開になったが、16番と18番はいずれも3メートルを決めた。

 グリーン上が好調ならもっと伸ばせそうな状況だっただけに、もどかしそうな表情も。それでも、優勝歴のある大会だけに、コースは知り尽くしている。「上があまり伸びなかった。(首位と)3打差で終わってよかった」と、ほっとした表情も浮かべた。

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