吉田優利が独走V!通算13アンダーで9打差圧勝 米ツアーへ弾み「ランキング上げていかないと」
「女子ゴルフ・Vポイント×SMBC・最終日」(23日、紫CCすみれC=パー72)
首位で出た吉田優利(24)=エプソン=が4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算13アンダーで2位に9打差の大差をつけて優勝した。米国を主戦場とする吉田優は2023年以来のツアー通算4勝目で、優勝賞金1800万円を獲得した。菅楓華が通算4アンダーで2位に入り、渋野日向子は2アンダーの6位だった。
会場周辺は気温がぐんぐん上がり、今年初の夏日を記録する中、吉田優もコースで熱く戦っていた。後続に大差をつけ、ファンの間では22日からSNSで楽勝ムードの書き込みが相次いだ。「『吉田が勝つ』『負けない』と。それを見てしまった。緊張して、気持ち悪い感じになってしまった」。勢いで勝った過去3勝とは違う展開だ。
1、2番をともに1~2メートルにつけて連続バーディー。しかし、3番が3パットのボギーになってからチャンスが来ない。13、14番を取ったが、16番で寄せのミスが3パットにつながりダブルボギー。大差の貯金が効き、大勝したが「米ツアーなら勝てたかどうか不安です」と正直に語った。
「日本にいたら『これくらいの順位でいける』『これくらい稼げる』というイメージがあるが、米国ではいいプレーをしても上に食らいつけないことがある」。米ツアー1年目の昨季は16試合で予選落ちが9度。ポイントランキングは102位にとどまり、シード権を取れなかった。国内のシード権もなく、11~12月に日米両ツアーそれぞれの出場予選会を受け、今季の出場権を確保した。
次週から米ツアーに戻る。「気持ちはもう米国に向かっている。(出場権の)リシャッフルとか、(シードに向けた)ランキングを上げていかないといけない立場なので」。まだ米国で優勝できる姿は想像できていないという。だが、日本で階段を一つ上がったことは米国で必ず実を結ぶ。
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