佐久間朱莉がデッドヒートを制し今季3勝目で年間獲得賞金1億円突破「2勝目の時に賞金女王を目指すと断言したので引き続きいいプレーを」菅沼は1打及ばず2位

 通算11アンダーで優勝した佐久間朱莉
 18番でウイニングパットを沈めた佐久間朱莉
 通算11アンダーで優勝した佐久間朱莉
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 「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・最終日」(29日、カメリアヒルズCC=パー72)

 2位からスタートした佐久間朱莉(22)=大東建託=が4バーディー、2ボギーの通算11アンダーとして、今季3勝目を手にした。同じく通算9アンダースタートの菅沼菜々(25)=あいおいニッセイ同和損保=は5バーディー、4ボギーと出入りの多いゴルフでスコアを伸ばしきれず、2位に終わった。

 佐久間はツアー最高の優勝賞金5400万円を手にして今季の獲得賞金1億円を突破、生涯獲得賞金も3億円を超えてきた。

 大デッドヒートとなった最終組の戦いは、前半、菅沼が3つのバーディーを奪って通算12アンダーでハーフターン。

 河本は1打落として同9アンダー、佐久間も同スコアで折り返した。

 しかし菅沼は10、11番で連続ボギーを叩いて同10アンダーとなると佐久間は11番でバーディーを奪って同スコアに並びかけた。

 さらに菅沼は12、13、14番と、連続バーディーからのボギーというめまぐるしくスコアが動く中で、佐久間は15番パー3でピン左5メートルからのバーディーパットを入れて再び菅沼と並ぶと、その菅沼は16番で2打目をグリーン奥のバンカーへ。

 佐久間が通算11アンダー、菅沼が10アンダー、河本が9アンダーという僅差で、勝負は最終ホールにまでもつれ込んだ。

 その18番パー5。3打目をピン上につけた佐久間がきっちり2打で沈めて、優勝。菅沼はラフからの3打目がグリーンをオーバーし、これをピン左1メートルにつけるパーでしのいだが1打、及ばなかった。

 佐久間は表彰式で「(今季)2勝目したときに賞金女王を目指すと断言したので、引き続きいいプレーをしていきたい」と4勝、5勝と積み重ねることを誓って、ギャラリーから大きな拍手を浴びていた。

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