岡田晃平 初Vへ首位浮上! 憧れの大先輩・松山と同じ経歴の23歳 「こんなにいいプレーができるとは」
「男子ゴルフ・ロピアフジサンケイ・クラシック・第2日」(6日、富士桜CC=パー70)
3位から出た岡田晃平(23)=フリー=が7バーディー、3ボギーの66をマークし、首位に浮上した。細野勇策も66を出し、67をマークした長野泰雅のツアー初勝利を目指す3人が通算8アンダーで首位に並んだ。2打差の4位に蟬川泰果がつけた。石川遼は2アンダーの10位。悪天候のため5日の競技が中止となり、54ホールに短縮された。
高知・明徳義塾高から東北福祉大と日本の第一人者、松山英樹と同じ経歴を持つ23歳の岡田が、ツアー本格参戦2年目で初優勝の好機を迎えた。首位に浮上し「こんなにいいプレーができるとは。自分の想像を上回る結果が出ている」と照れ笑いした。
四つスコアを伸ばして迎えた後半の11番から2連続ボギー。「この流れは切らないと」と13番(パー3)は実測193ヤードの第1打を7番アイアンで狙い、ピンそば30センチにつけてバーディー。スーパーショットで勢いを取り戻し、15番は奥のカラーから6メートルを沈めた。
大雨で競技中止となった5日は「初めて買った本」という憧れの大先輩、松山の自叙伝を読んで研さんに努めた。首位タイで最終日に挑んだ5月の中日クラウンズは終盤に崩れ、4位と苦汁をなめた。「自分を信じてやりたい」。同じ轍(てつ)を踏む気はない。




