前にお話しした映画のことを少し書こうと思います。シーズンが始まってしまうと、私たちはなかなか映画館に行くことはできません。ですから、ＤＶＤなどで見るのが圧倒的です。

　私が気に入っている映画は「トワイライト」という映画です。副題に～初恋～とあるので、知らない人は、ラブストーリーだと思ってしまうかもしれません。でも、単なる「ラブストーリー」ではありません。

　この映画を初めて見たのは、高校３年の時でした。海外遠征へ行く飛行機の中で見たのが最初です。若い男女が恋をするのですが、その男性が実はバンパイアなんです。主演の女優（クリステン・スチュワート）さんの演じる役どころも好きになりました。あと、今年ＤＶＤで見た「ゴシップガール」のブレイク・ライブリーさんが、すっごくきれいでかわいくて、格好よくて、私の“あこがれ”になっています。

　お話をゴルフに戻します。日本女子オープンの後、４試合連続で予選落ち。ドライバー、アイアン、パッティング…どれも、６月までの状態に比べるとよくないのですが、少し「こういうボールを打っちゃいけない」という考えが強くなっていました。

　それが、最近「そうじゃないなあっ」って…。もっと「どういうボールが打ちたい」ということを考えながら、決めたら「本能的に行かなきゃ！！」って思います。残り少ない今シーズンですが、しっかり頑張ります！

　今週のミズノクラシックは、米ツアーの試合でもあります。私は今まで一度も海外ツアーの経験がないので、すっごく楽しみです。私たちとどこが違うのか？あるいは、何も違わないのか？７月の全英女子オープンの最終予選を経験し、本大会に出られなかった悔しさと同時に、いろいろな国の選手と知り合い、ゴルフを見て、すごくいい経験になりました。ミズノクラシックでも、そんな思いをしたいと、胸をときめかせています。

　堀奈津佳（ほり・なつか）１９９２年７月６日、徳島市出身。１０歳でゴルフを始め、中学２年から江連忠ゴルフアカデミーで腕を磨く。２０１１年にプロテスト合格。今年はＱＴ３５位の資格で開幕から出場し、４戦目のアクサレディースでツアー初優勝。１５９センチ、５０キロ。血液型Ａ。切れ味鋭いアイアンショットとパッティングが武器。サマンサタバサ所属。