豪快なティーショットを放つ中山飛翔=美奈木ゴルフ倶楽部
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益田、植本がトップ通過…高校生の中山は3位
「2009兵庫県オープン・ゴルフトーナメント・トップアマ予選会第1回」は6月15日、兵庫県三木市の美奈木ゴルフ倶楽部(6896ヤード、パー72)で行われ、69人が参加し、18ホール・ストロークプレーで行われた。イーブンパーの72で回った益田浩明(26)=美奈木=と植本健介(21)=グランディー鳴門=がトップで予選を通過。以下8オーバーまでの17人が、同コースで行われる本大会(8月4、5日)への出場権を獲得した。
▼植本 昨年の雪辱誓う
トップ通過した植本は終盤に猛チャージ。後半の7番と9番でバーディーを奪った。「初めてのコースだったので、逆に怖い物知らずで攻められた」。高校卒業後、豪州へゴルフ留学した経験も持つが、現在はプロ志望はなく、近々、徳島の家業を継ぐ予定という。昨年は本大会に出場も予選落ち。「スコアよりもプロに負けない内容のゴルフをしたい」と雪辱を誓っていた。
▼中山「飛距離は誰にも負けたくない」
3位で通過した中山は、大阪・つくば開成高1年生。3バーディー、4ボギーで回り「予定通りのスコアでした」。180センチ、90キロの堂々たる体から放たれるドライバーの飛距離は290ヤード。「存在感のあるプロになることが目標。飛距離はだれにも負けたくない」と頼もしい。「ベストアマを狙う」という本大会でも、プロ顔負けのショットを見せられるか。
▼ナイス、ミスショット
▽益田浩明(美奈木のメンバー。地の利を生かしてトップ通過)「パターを替えたら、よく入ってくれた。みんなが応援してくれるから本大会も頑張らないと」
▽藤田雄彦(3位通過)「3回目の挑戦で初めて予選を通ることができた。先週、広野GCで3ラウンドして調整してきたかいがあった」
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