松山5位キープ!大逆転で2連覇狙う!
「メモリアルトーナメント・第3日」(6日、ミュアフィールドビレッジGC=パー72)
松山英樹(23)=LEXUS=が4バーディー、3ボギーの71で回り、通算10アンダーで5位をキープ。トップとは5打差に開いたが、最終日に大逆転で2連覇を狙う。
ショットは復調しても、惜しいパットが入らなかった。松山は「思ったところに打っても、なかなか決まってくれなかった」ともどかしそう。首位との差は「3」から「5」に広がった。それでも5位に踏みとどまり「まだチャンスはある。良かった」と胸をなで下ろした。
1番で4メートルを外し、5番は2メートルから狙った一打がカップを1周した。決まらないパットに思わず苦笑い。6番でようやくバーディーを奪ったが、9、10番で連続ボギーと苦しんだ。
流れが変わったのはパー5の11番だ。第2打が右サイドの観客に当たり頭から流血するアクシデント。動揺した様子も見せた松山だが、1・5メートルのバーディーパットを沈めると13、15番でもスコアを伸ばした。パーだった18番もティーショットは会心で「すごく良かったから、最終日につながる」。ファンの負傷が深刻でなかったことも耳にし、前向きに語った。
1年前は2打差を逆転した。しかし、今年はトップのローズとは5打差があり、「ひっくり返すのは大変だと思うが、しっかり自分のベストなプレーができれば。自分が2アンダーで回り、相手が3オーバーを打てば、それだけでチャンスはある」。初日は8アンダーをマークした。連覇は十分圏内にある。