「男子ゴルフ・マスターズ」（７日開幕、オーガスタ・ナショナルＧＣ＝パー７２）

　公式練習が４日（日本時間５日）から始まり、日本から唯一の出場となった松山英樹（２４）＝ＬＥＸＵＳ＝はダニー・リー（ニュージーランド）、マーク・リーシュマン（オーストラリア）と練習ラウンドを行った。

　２月のフェニックス・オープンで米ツアー２勝目を挙げ、今大会では公式メディアも「優勝の可能性が高い１人」（マスターズ・ドットコム記者）として月曜日からインタビューを申し入れるなど注目度は高い。

　松山は前週の大会を休養に充て、１日にオーガスタ入り。土曜日はアウト９ホール、日曜日はイン９ホールをラウンドし、この日は１８ホールと入念な練習ラウンドを行った。ショットについては「まだやるべきことがありますが、ちょっと調整すればすぐ直るでしょう」と、準備は着々と進んでいる。

　昨年は５位。これがフロックでなかったことは、レギュラーツアーで十分証明した。となれば頂点、の期待には「まだ月曜。コンディションも分からないし」としながらも「しっかりと頑張りたい」と、今年はグリーンジャケットをはっきり意識しながらの戦いに挑む。