塚越元アナ フジテレビのトイレで首つり自殺 遺書も
ニッポン放送の元アナウンサーで、ライブドア問題を発端としたニッポン放送の再編で2006年にフジテレビのアナウンス室に移籍した塚越孝さんが12年6月、フジテレビのトイレで首を吊って亡くなった。近くに「ご迷惑をかけて申し訳ありません」などと書かれた遺書があった。11年6月にクリエイティブ事業局クリエイティブ事業業部の部長職に就いたばかりだった。
【2012年6月28日のデイリースポーツより】
「つかちゃん」の愛称で親しまれたニッポン放送の元アナウンサー・塚越孝さん(57)が、現在の勤務先のフジテレビ本社(東京都港区台場)内のトイレで死亡していたことが27日、分かった。
同局によると、塚越さんは26日午後2時から、パソコン向け動画配信サイトで流す番組を収録する予定だったが、現場に姿を見せなかった。このため関係者が行方を捜し、同日夕にトイレの個室内で塚越さんを発見。警察が死亡を確認した。警視庁東京湾岸署は自殺とみて調べている。
フジテレビ広報部は「突然のことで大変驚き、言葉もありません。非常に残念です。ご冥福をお祈り致しております」とコメント。塚越さんは昨年体調を崩し、健康面に気を使っていたといい、21日に収録した動画配信サイトの居酒屋放浪番組「つかちゃんの酔いの口ワイド」が最後の出演になったという。
塚越さんは1977年にニッポン放送に入社し、「オールナイトニッポン」「朝からたいへん!つかちゃんです」などでパーソナリティーを務めるなど、人気アナとして活躍。2006年にフジテレビに移籍していた。