EXILE&GLAYが今夏限定バンド
人気グループ・EXILEが1日、札幌ドームで6大ドームツアー「EXILE TRIBE LIVE TOUR」の最終公演を行い、ボーカル・TAKAHIRO(27)とGLAYのギタリスト・HISASHI(40)らが今夏限定で結成した4人組スーパーバンド・ACE OF SPADES(エース・オブ・スペーズ)がお披露目された。8月22日発売のシングル「WILD TRIBE」をギターサウンド全開で歌い上げ、ファン4万人のド肝を抜いた。
これまで公式HPなどで結成だけがアナウンスされていた、うわさのバンドが、ついにベールを脱いだ。
スタジアム中央の円形ステージに見慣れないバンドセットが設置された。革手袋をはめたTAKAHIROの周りを、いつもの12人のパフォーマーではなく、HISASHIと女性ベーシスト・TOKIE(42)、THE MAD CAPUSULE MARKETSのドラマー・MOTOKATSU(43)が囲んだ。
会場が戸惑いでざわめく中、TAKAHIROは「初めまして。いよいよ始動しました!」と叫ぶと、激しいビートに乗せ、初シングル「WILD‐」など3曲を野太い声で歌い上げた。
GLAYとEXILEはTAKAHIRO加入前の2005年、コラボシングル「SCREAM」を発売している。その後も親交を深める中で、昨夏にバンド結成の案が浮上。「さまざまな才能による化学反応から無限の可能性に挑戦する」という今ツアーの意図と合致し、実現に至った。EXILEメンバーのソロ活動でバンド結成は初めて。活動はこの夏だけの期間限定としており、テレビ出演や単独のライブの可能性もある。
この夜のステージは、ACE‐以外にもド派手に展開された。ヒット曲「VICTORY」などを披露したEXILEをはじめ、三代目J SOUL BROTHERS、E‐Girlsら“一族”10組が登場。約4時間半で約40曲を披露した。
さらに、AKIRAが主演するフジテレビ系ドラマ「GTO」(7月3日スタート)の主題歌「24karats TRIBE OF GOLD」を「EXILE TRIBE」名義で担当することも緊急発表された。