サザンオールスターズの桑田佳祐（５６）が７日、東京・台場の「合衆国サンサンアイランド会場内特設ステージ」で約３年ぶりの野外ライブを行った。雨が降る悪天候の中、初披露となる最新曲「愛しい人へ捧ぐ歌」や「波乗りジョニー」など新旧のソロ楽曲１４曲を熱唱した。また、急性リンパ性白血病の治療のため休養中で、フジテレビ系「めざましテレビ」のキャスターを務めていた大塚範一氏（６３）に「われわれは待っていますからね」とエールを送った。

　桑田はフジテレビの本拠である台場のステージから、大切な人へメッセージを発した。

　「復帰を楽しみにしている方がいます。大塚キャスター、われわれは待っていますからね」。

　食道がんを克服した桑田の表情は真剣そのものだった。闘病中だった２年前、この日と同じ会場で大塚キャスターから激励されていた。「めざましテレビ」の企画として、桑田の楽曲に合わせて踊る「カラダの奥から燃え上がる！踊る！ＥＡＲＬＹ　ＩＮ　ＴＨＥ　ＭＯＲＮＩＮＧ」が行われた。ステージからの大塚キャスターを含む「めざまし‐」メンバーからのエールが、再起への大きな力になっていた。