４月から活動を休止している人気デュオ・ＣＨＥＭＩＳＴＲＹの川畑要（３３）が、１０月３日にシングル「ＴＯＫＹＯ　ＧＩＲＬ」でソロデビューすることが１３日、分かった。１５日に都内で行われる音楽イベント「ＳＯＵＬ　ＰＯＷＥＲ　ＳＵＭＭＩＴ　２０１２」に出演し、ファンに報告する。活動休止から約３カ月。川畑は「ようやく始まる。ＣＨＥＭＩＳＴＲＹを超える」とソロボーカリストとしての本格活動に気合をみなぎらせた。

　ソロ活動に専念すべく、ＣＨＥＭＩＳＴＲＹとしての活動を休止してから約３カ月。川畑のソロデビュー日がついに決まった。「日にちが決まって、ようやく始まる感じがしてきてとにかくうれしい。今は」と感慨深げに話した。

　「いずれはソロで勝負してみたいと思っていた」と、結成当時から常に心の中にあったソロの夢。ＣＨＥＭＩＳＴＲＹのライブの中でもソロコーナーを設けたり、１１年には初のソロツアーを開催した。１人用の楽曲を制作するなど、周到にソロデビューの準備を重ねてきた。新曲「ＴＯＫＹＯ　ＧＩＲＬ」はソロツアーで披露していた中から、“ファンの圧倒的支持により選ばれた楽曲。定評のある歌唱力が紡ぎ出すダンサブルな世界に、川畑は「今まで見せたことがない自分が出せる楽曲だと思う」と自信を見せた。

　相棒の堂珍嘉邦（３３）とは活動休止に際し、「お互いどれだけやれるか頑張ろう」と話したといい、互いに飛躍することを誓い合った。川畑は「目標はＣＨＥＭＩＳＴＲＹを超えること。そうじゃなかったら意味はない」とキッパリ。「いずれ誰かをプロデュースできれば」と音楽プロデューサー業にも意欲をのぞかせており、「責任は大きくなったが、その分楽しい」と瞳を輝かせる。ソロボーカリストとして本格始動する川畑の魂の歌声に注目が集まりそうだ。