沢尻、金髪でご機嫌「別に…」から5年

 体調不良を理由に休養していた女優の沢尻エリカ(26)が14日、東京・丸の内ピカデリーで開かれた主演映画「ヘルタースケルター」の初日舞台あいさつに出席し、芸能活動を再開させた。金髪ショート姿で登場すると「超緊張してる~」と満面の笑み。報道陣からの問いかけにも「バイバーイ」と上機嫌に手を振る余裕を見せたが、その後に行われた関係者との打ち上げでは「この場にいられてよかった」と一転、涙をこぼす場面もあったという。

 “体調不良”なんてまるでなかったかのような、エリカ様のご機嫌ぶりだった。沢尻が映画の舞台あいさつに登場するのは、07年9月「クローズド・ノート」以来。不機嫌な態度で「別に…」を連発して、激動の芸能人生のきっかけとなった因縁の劇場に隣接するステージには、報道陣150人が集まった。

 2月の製作発表会見以来、5カ月ぶりに公の場に現れた沢尻は自慢のロングヘアをカットし、刈り上げ金髪姿。ひまわり柄のミニスカワンピースで笑顔を振りまき「超緊張してる~。5年ぶりの舞台あいさつで、みんなに会えてうれしいでーす」とあいさつした。

 その後も、ファンに“タメ口”で自ら質問したり「手に入れたいもの?透明人間になりたい」と答えるなど、自由奔放なエリカ節は健在。一方で、活動休止について壇上で触れることはなく、退場時に報道陣から「体調は大丈夫?」「役は抜けた?」と矢継ぎ早に問いかけられると「バイバーイ」と手を振った。

 ステージ外でも“エリカ様”だった。5月の活動休止以降、映画のPR活動をすべてキャンセルして主演女優の責務を果たせなかったが、久々に再会した関係者に謝罪の言葉はなし。それでも、舞台あいさつ後の打ち上げパーティーでは「この場にいられて本当によかった」と涙をこぼし、共演者やスタッフから拍手を受けたという。

 何とか公開にまでこぎつけたが、今回の休止劇によって「仕事は全部白紙。次回作も決まっていない」(関係者)と前途多難の沢尻。だが、配給のアスミック・エースは「興行収入15億円が見込める」としており、今作のヒットをきっかけに再浮上できるか、注目が集まる。

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