清水アキラ、息子のためにものまね引退
ものまねタレント・清水アキラ(58)が15日、東京・中野サンプラザホールで、三男で俳優の清水良太郎(23)と親子初共演となった「愛する人へ2012 父と子のコンサート」を行い、来年いっぱいでの“引退”を宣言した。「来年いっぱいまでやって、ちょっと休もうと思っている」と切り出し、「その後は(ものまねの)審査員とかに回れればね」と、第一線から退く考えを明かした。
決断した理由は、息子の成長を考えてのこと。「林家三平も東MAXもそうだけど、2世は父親がいなくなってから伸びる。せがれが大きくなるには、親が(上から)ふたしちゃいけない。背中を後ろからそっと押せたら」と説明。愛息との共演も「いろんなことを教えてやりたかった」との思いからだった。また、同時に「切れ味が悪くなった」と体力的な衰えも理由に挙げた。
「60歳すぎて、お尻出すわけにもいかないしな」と笑わせた清水だが、良太郎から「何歳でも、お尻出しちゃだめでしょ」とたしなめられ、苦笑いを浮かべていた。