53歳ピーターパン郁恵 25年ぶりに飛んだ

 タレント・榊原郁恵(53)が31日、東京国際フォーラムで上演1500回を迎えたミュージカル「ピーターパン」にサプライズで登場し、25年ぶりにフライングに挑戦した。1981年の初演から87年まで初代の主人公を演じた榊原は、当時の衣装のまま宙を舞った。久々に観客の大歓声を浴びた53歳は「最高に気持ちがよかった」と思い出の作品を懐かしみながら、最高の笑顔を見せた。

 節目のステージで“郁恵ピーターパン”がよみがえった。

 幻想的なカーテンコールだった。「きょうはスペシャルゲストが来ています!」。フック船長役の武田慎治(39)の紹介で現れたのは、まさかの初代ピーターパンだった。会場がどよめきに包まれる中、当時の緑の衣装に身を包んだ榊原はステージ中央に歩を進めた。

 次の瞬間、いきなり体が宙に浮き、客席の頭上を飛び回った。25年ぶりのフライング‐。魔法にかかったようにあっけにとられた観客を笑顔で見下ろした榊原は、手に持った魔法の粉をふりまきながら、気持ちよさそうに空中を旋回した。

 8代目の高畑充希(20)ら壇上のキャストにも内緒のフライングだった。いたずら好きなピーターパンそのままに、してやったりの表情で高畑の横に降り立った榊原は、万雷の拍手を気持ちよさそうに浴びた。

 日本で初めてフライングを取り入れた今作は81年が初演。榊原は87年まで7年間、340回にわたって主演を務めた。かけがえのない作品の衣装は、自身で大切に保管していた。当時の衣装でステージに立つのは、この日が卒業後初めてだった。

 「最高に気持ちよかった。今の私があるのはピーターパンのおかげ」。終演後、高畑と抱き合って大喜びした初代ピーターパンは「大人になった私が飛べるなんて、成長してないってことですかね。7年間やってきたことがいまだに身についていたせいか、あまり練習しなくても、うまく飛ぶことができました」と25年前のアイドル時代と少しも変わらない“郁恵スマイル”をふりまいた。

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