サンド伊達 被災同級生の自殺を告白
お笑いコンビ・サンドウィッチマンが6日、稲垣潤一ら宮城県出身の歌手が結成した「みやぎびっきの会」が主催するチャリティーライブ「東日本大震災復興支援LIVE2012」(9月13日、東京・渋谷公会堂)の発表記者会見を、都内で行った。
仙台出身の伊達みきおは「震災から1年たってつらくなったのか、自分の同級生が自殺した」と明かし、「1年たって自殺する人がすごく多いと聞く。がれきも減って、笑顔の人も増えているけど」と、確実に復興の道を歩み始めた一方で、いまだに心の傷が癒えない被災地の深刻な現状を訴えた。
同ライブは、昨年4月に続いて2回目の開催で、さだまさし、南こうせつらが出演する。実行委員長の稲垣は「震災を風化させてはいけない。支援は継続させていきたい」と語気を強めた。