AKB新曲MVで前田へ“別れの儀式”

 27日の劇場公演を最後にアイドルグループ・AKB48を卒業する前田敦子(21)が16日、ひと足早くメンバーとの“別れの儀式”を公開した。27枚目のシングル「ギンガムチェック」(29日発売)の中に、前田を送り出す楽曲として収録されている「夢の河」のミュージックビデオ(MV)で、舟に乗った前田を大島優子(23)らメンバーが見送る様子が描かれている。また、24日から卒業までの4日間、“本拠地”秋葉原駅に前田のポスター150枚が掲出されることも決定。いよいよ卒業ムードが高まってきた。

 舟に乗って旅立つ前田を、大島らが涙を流しながら見送る。感動的な“別れの儀式”が、実際の“別れの日”よりもひと足早く、MV上で行われた。

 「夢の河」は、前田や大島、板野友美(21)、高橋みなみ(21)ら10人が歌唱。「夢が叶ったら 迎えに来るよ」などと前田が歌い、「どんなつらい時も 誰か 見守ってくれてる」と板野が歌うなど、前田からメンバーへ、メンバーから前田に向けてのメッセージを送るような歌詞になっている。

 MVは、感慨深げな表情を浮かべる前田に対し、総選挙で1位の座を争った大島が涙を流すシーンがあるが、演技ではなく本気で涙したという。撮影終了後には、同期で“盟友”の高橋が花束を渡し、本当の“別れ”を実感させる撮影現場となった。

 また、AKBの“お膝元”秋葉原も、前田の新たな門出を祝福する。前田がAKB48劇場に通うたびに利用してきたJR秋葉原駅構内で「祝!AKB48卒業記念 前田敦子ポスター展in JR秋葉原駅」を開催することが決定。これまで雑誌などに掲載されたグラビア写真150枚をポスター化し、コンコースなどに掲出する。前田の成長を見守り続けた街が一体となって、卒業ムードを盛り上げる。

 節目の時まであと一週間余り。国民的アイドル軍団の“絶対的エース”として、グループを支えた功労者を送り出すにふさわしい演出で、卒業カウントダウンが始まる。

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