ユーミン“帝劇デビュー”自信アリ
歌手・松任谷由実(58)が16日、都内で行われた舞台「8月31日~夏休み最後の日~」(10月7日初日、帝国劇場)の製作発表会見に登場し、帝劇デビュー作品に自信を見せた。
夫の松任谷正隆氏(60)が演出・脚本を手がけるラブストーリーと、ユーミンの楽曲を融合させた新しい形のエンターテインメントショー。芝居の演出は初めてで「はっきり言って自信がありません」と言う正隆氏に対し、ユーミンは「自信がないと言った演出家を差し置いて、私自身はもう勝ったようなものだと思ってます」とキッパリ。「役者さんの力と音楽の力を合体させ、『純愛』という名の催眠術をかけたい」と力を込めた。
ユーミンは“案内人”として出演し、劇中の各シーンで自身の楽曲を歌う。楽曲の全容は明らかにされなかったが、正隆氏によれば、「リアリティ」など、15~16曲を予定しているという。
“女優ユーミン”については、構想段階で、占い師の役が検討されたが、「自分がダメ出ししてる姿が頭に浮かんだのと、占い師が突然歌っても…」(正隆氏)との理由で、お流れに。看護師の衣装などでステージに登場するものの、舞台で演じる予定はないという。