EXILEに5万5000人熱狂!

 エイベックス主催のスタジアムフェス「a‐nation stadium fes.Charge Go!ウイダーinゼリー」の大阪公演が18日、長居陸上競技場で開かれた。

 ゲリラ豪雨に見舞われ、開演時間が約1時間30分遅れたが、EXILEら9組がファン5万5000人を沸かせた。ロンドン五輪のメダリストも来場。競泳男子の入江陵介(22)が、親交ある三代目J Soul Brothers(JSB)の応援に駆けつけたほか、競泳男子の北島康介(29)、フェンシングの太田雄貴選手(26)らも姿を見せた。

 EXILEが“夏祭りライブ”で完全燃焼した。

 大うちわを振るキッズダンサーに先導され、14人はみこし風のゴンドラ2台に乗って登場。打ち上がる花火とともに「FIREWORKS」をパフォーマンスすると、「WON’T BE LONG」や「Rising Sun」などヒットチューンばかり7連発でたたみかけた。

 アンコールでは、JSBも参加し「EXILE TRIBE」名義で9月5日に発売するシングル「24karats TRIBE OF GOLD」を19人で初披露。会場は興奮のるつぼと化した。

 a‐nationへの出演は08年以来で、14人編成になってからは初めて。ボーカルのTAKAHIRO(26)は「4年前はテンションが上がりすぎて声がひっくり返ってしまった。それをばん回したい」と振り返って笑いを誘ったが、4年間の進化を見せつけた。ATSUSHI(32)は「みんなのパワーで雨が吹き飛びました。野外のライブは最高だよね」と話しながら、さわやかな夜風を気持ちよさそうに浴びた。

 昨年からドームツアー「TOWER OF WISH」を続けてきたが、7月1日に大団円を迎え、a‐nationを最後に、グループとしてのライブ活動は小休止する。それだけに、この日は総決算的なステージとなった。

 10月からはボーカルのATSUSHIが全国6都市でソロコンサートツアーを行うなど、しばらくは個々の活動を充実させる。メンバー一人一人がパワーアップすることで、TRIBE(一族)全体を一層強力にしていく。

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