HKT激震 初期メンバー5人が脱退
AKB48の姉妹グループで福岡・博多を拠点とするHKT48は18日、チームHメンバーの菅本裕子(18)、谷口愛理(13)、古森結衣(14)、研究生の江藤彩也香(14)、仲西彩佳(16)が一身上の都合で、グループを脱退すると発表した。
6月にAKBから指原莉乃(19)が加入したことで、HKTの知名度を全国へ広げつつある中での電撃大量脱退。残されたメンバーとファンには波紋が広がった。
さしこの加入で脚光を浴びた博多のアイドル集団に激震が走った。HKTを突如去った5人は、昨年の第1期生オーディションで選ばれたメンバー。『ゆうこす』こと菅本は、雑誌のグラビアなどで注目されていた。江藤は、AKBの29枚目シングルの選抜メンバーを決める「第3回じゃんけん大会」(9月18日、東京・日本武道館)への出場を決めていたが、“不戦敗”となりそうだ。
HKT公式ブログで電撃発表された。「5名より、『一身上の都合により、HKT48メンバーとしての活動を辞退したい』との申し出がありましたので、8月18日付けで受理したことをお知らせ致します」。
理由は一身上の都合‐。動揺が走る中、ファンとの交流サイト・グーグルプラスでキャプテン・穴井千尋(16)は「正直驚きました。でも5人にも夢はあるのでそれを応援したいです」とつづった。
移籍の際、秋元康総合プロデューサー(56)から“教育係”に指名された最年長の指原は、ファンに心配をかけたと謝罪した上で「キャップ(穴井)と話しました。過ごした期間は短かった。けど、(5人は)信頼してくれて、たくさんのことを話してくれた。それでも本当の気持ちは、きっと本人にしかわからない。憶測でものは話したくない。5人は前に進もうとしている。だからこそ、私たちが止まっている暇はないと思います」とつづった。14日には菅本、古森と真剣な話し合いをしたと明かしていた。
5人の脱退でHKTはチームHが14人、研究生3人の17人編成となり、劇場公演のメンバー変更を余儀なくされる。昨年10月の誕生から10カ月、平均年齢14・8歳の少女たちに、早くも試練のときが訪れた。