あっちゃん卒業アルバム初週87万枚!
AKB48の新アルバム「1830m」が発売初週で87・1万枚を売り上げ、27日付オリコン週間ランキングで初登場1位を記録したことが20日、分かった。同作は、27日に卒業する前田敦子(21)が参加する最後のオリジナルアルバムで、女性グループとしては98年のSPEEDの「RISE」以来14年4カ月ぶりに80万枚を突破した。また、今年リリースのアルバムでも、最高売り上げを記録し、24日から始まる東京ドーム3日間公演に弾みをつけた。
卒業までちょうど1週間、AKBとしての前田の“ラストウイーク”は、記録ずくめとなった新アルバムのリリースで幕を開けた。
初週売り上げ枚数87・1万枚は、オリジナルアルバムとしてAKB史上最高で、今年発売されたアルバムの中でも最多を記録。初週80万枚以上を売り上げたのは、05年のケツメイシの「ケツノポリス4」以来7年ぶりで、女性グループとしては、史上2組目となった。
アルバム「1830m」は、「桜の木になろう」から「GIVE ME FIVE!」までのミリオンシングル6曲をはじめ、前田、篠田麻里子(26)のソロ曲など34曲を収録。ミュージックビデオ(MV)化されていない楽曲から、ファン投票で上位3曲を選ぶ「MV総選挙」(9月20日締め切り)の投票用シリアルナンバーカードも封入されている。
タイトルは秋葉原のAKB48劇場から東京ドームまでの距離をもとに命名。24日からは、グループ悲願だった東京ドーム公演が始まる。3日間の“夢のステージ”開幕前に、大きく弾みをつける形となった。