「国民的美少女」10年ぶり2人同時受賞
女優・米倉涼子(37)、上戸彩(26)らを輩出した「全日本国民的美少女コンテスト」が21日、都内で3年ぶりに開催され、10万2564通の応募から、福岡県の高校1年生・吉本実憂さん(15)と新潟県の中学1年生・小澤奈々花さん(13)がグランプリに輝いた。同時受賞は02年の阪田瑞穂(26)、渋谷飛鳥(24)以来、10年ぶりだった。
先に名前を呼ばれた吉本さんは発表の瞬間、目を丸くした。徐々に状況をのみ込むと、「応援してくれた家族やお友達のおかげ」と涙ながらにあいさつ。最後にコールされた小澤さんも「名前を呼ばれたとき、本当に自分の名前なのか?って…」と声を震わせた。
「上戸彩さんや武井咲さんのような女優になりたい」という吉本さんは、あこがれの上戸から「おめでとう」とタスキを贈られると感激の表情を浮かべた。6年間チアダンスを続けるモデル志望の小澤さんは、元気さでアピールした。
今後は演技や歌唱レッスンに2人で挑戦する。甲乙付けがたい美少女は、声をそろえて「心強いです」。泣き顔も、同時に笑顔に変わっていた。