乃木坂は毎日が総選挙、劇場公演で選抜
AKB48の公式ライバル・乃木坂46が31日、9月1日から東京・渋谷のPARCO劇場で行う公演「16人のプリンシパル」(9日まで)の公開リハーサルを同所で行った。
ミュージカル仕立ての初劇場公演は、前半と後半に分かれ、前半終了後に観客が後半のステージに立つ“選抜”16人を選出するというもの。いわば毎日が“総選挙”だ。
観客には入場時に、審査シートと、QRコードが入ったカードが配られる。前半部分では全員が出演。歌唱の合間に、自己PRとダンス審査シーンが組み込まれ、前半終了時に、観客が携帯電話から投票ページにアクセスし、16人を選ぶ。
後半は「アリス IN 乃木坂」というタイトルで、選ばれた上位16人それぞれに役が与えられ、主人公がセンターを務める。完全ガチの“総選挙”で毎日、役柄が変わる。そのため、メンバーは16パターンの振り付けをマスターしているという。
結成2年目にして初の劇場公演で、連日の“生存競争”が繰り広げられることに、白石麻衣(19)は「みんな仲間だけど、公演ではライバルだと思ってます」と気を引き締めれば、選抜経験のない樋口日奈(14)は「チャンスは平等だと思ってます」と“下克上”へ目を輝かせた。
ライバル・AKBでもなかったファン参加型の劇場公演に、注目が集まりそうだ。