タキツバ10周年 ジャニーズ300人集結
2002年9月11日にデビューしたタッキー&翼が9日、東京ドームで、10周年記念コンサートを開催した。新人時代以来、10年ぶりの“ビッグエッグ”には、後輩の山下智久(27)、Kis‐My‐Ft2ら総勢300人がお祝いに駆けつけた。メンバーの滝沢秀明(30)は、キスマイと一緒に初のローラースケートにも挑戦。10年分の思いが詰まったステージで、会場の4万5000人に感謝の気持ちを届けた。
タッキー&翼が、4万5000人のファンと300人の後輩たちから“節目”を盛大に祝福された。山P、中山優馬(18)、Hey! Say! JUMP、Kis‐My‐Ft2、Sexy Zone、A.B.C‐Zに東西ジャニーズJr.。総勢300人が集結した記念日に滝沢は「後輩とステージは久しぶり。楽しかった」。バックダンサーも務めた後輩との再会に笑顔を見せ、ファンに感謝の気持ちを届けた。
“奇跡のコラボ”で魅了した。キスマイがヒット曲「WANNA BEEEE!!!」を披露し始めると、滝沢がローラースケートをはいて登場。ぶっつけ本番で初滑走し、「東京ドームでローラースケートデビューになった」と喜んだ。終盤にはファンのリクエストで1位に輝いたタキツバの楽曲「REAL DX」を後輩たちと披露。黄色い声援が爆発した。
二人三脚で歩んだ10年だった。ジャニー喜多川社長(80)は滝沢のソロデビューを検討していたが、仲間と一緒に盛り上がるのが好きな滝沢は「2人でやりたい」と今井を指名。タキツバの歴史がスタートした。20歳でのデビューから10年。大切な日に2人は、おそろいのブレスレットを左手首につけて臨んだ。
この日は、たのきんトリオ(田原俊彦、近藤真彦、野村義男)が81年8月にドームの前身、後楽園球場で開いたジャニーズ初の球場公演「たのきん3球コンサート」で使用した図面を基に現代風に構成。総水量150トン、風船2万個、25メートルのクレーンを使用したド派手な演出で彩られた。
“オールスターファン感謝祭”を満喫した2人は「翼と一緒に泣いたり笑ったりいろんな時間がありました。相方が翼でよかった」(滝沢)、「滝沢は社長が目指すエンターテインメントを背負っていると思う。これからもジャニーズ魂を継承していきたい」(今井)ときずなを再確認。新たな一歩を踏み出した。