松平健“将軍”一転“お尋ね者”に
俳優・松平健(58)が、4年ぶりの主演時代劇となるBSスカパー!「鬼平外伝 正月四日の客」(11月放送予定/BS241CH)で“悪役”を務めることになり、10日、京都市内で会見した。
かつてテレ朝系時代劇「暴れん坊将軍」で数々の悪党を“成敗”してきた松平だが、今回はなんと盗賊役。過去に鬼平シリーズに登場した「亀の小五郎」を主人公に、貧しさゆえに盗賊となったものの、決して貧しい者からは盗みを働かない人間味ある悪人を演じる。
「こういう人情ものを望んでいる方は多い。斬るだけの時代ではなくなったのでは」と松平。ただ“上様”から一転、時代劇で初めて“お尋ね者”となり、捕り物にあうシーンもあることには「(収録は)結構、疲れます」と苦笑いだった。
08年「暴れん坊将軍スペシャル」以来の時代劇主演には「やっと(オファーが)来たかという感じです」と腕まくりしていた。