志麻「コーチとして再びユニホームを」
虎党として知られる女優・岩下志麻(71)は、金本引退を受けたデイリースポーツの電話取材に「涙が出そうになりました」とショックを口にした。今シーズンは試合を見ながら「そろそろ(引退)なのかしら」と思うこともあったというが、いざ発表されるとやはり冷静ではいられなかった。
春のキャンプを訪れるなど熱心に選手の姿を見ていた岩下。つぶさに試合を見ているからこそ“衰え”も実感していた。「いかに鉄人といえども年齢的な限界というのが来るのはどうしようもないんですね。すごく頑張ってらしたんですが…残念です」とまるで自らに言い聞かせるように語った。
金本自身が決めた引退に納得はしているものの、常にグラウンドにあった顔が見られなくなるとあって、心に穴が開いたような気持ちだという。「金本さんはわたしにとって“阪神の顔”みたいな存在でした。テレビを見ていて顔が映らなくなるのはつらいですね」としんみり。今後、コーチとして再び縦ジマのユニホームに袖を通すことを熱望し、「ぜひ戻ってきて、ベンチにいて欲しいです。中村さんがGMとしていらしたんですから、そういうところもキチンと考えて欲しいですね」とフロントにも強く要望していた。