ＡＫＢ４８を卒業した前田敦子（２１）が、俳優・渡哲也（７０）主演のＴＢＳ・ＭＢＳ系特別ドラマ「強行帰国　忘れ去られた花嫁たち」（１０月１日、後９・００）に出演することになり、このほど都内で行われた制作発表に出席した。

　中国残留婦人の日本永住帰国のために尽力した人々を描いた実話に基づく社会派作品。８月２７日に卒業公演を終え、同３１日にクランクインした前田は「切り替えができていたかは分からないところですが、後ろを振り返るつもりは一切ないので、前を向いて頑張っていこうという気持ちです」と『女優』の道へ進んでいく決意を示した。

　渡は初共演の前田にすっかりハートを奪われた様子で、「アイドルNo.１の前田さんと一緒に仕事ができましたこと、非常にうれしく思ってます」とメロメロ。「そう明で礼儀正しく、素直で明るいので、秋元（康）さんがＡＫＢの中心に置かれたのがよく分かります。先行き女優をやっていくことに心配はしておりません。期待しております」と太鼓判を押した。

　また、前田は１８日の「第３回じゃんけん大会」に臨む元同僚たちへ、「ＡＫＢとしては一大イベントなので、みんなは緊張して（ドラマの）情報は耳に入らないかもしれませんが、私は私で頑張ってるよと遠くから伝えられたら」とメッセージを送っていた。