０９年に覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受けた元女優・酒井法子さん（４１）が、執行猶予明け直後の１２月にも女優復帰することが２１日、わかった。

　酒井さんに近い関係者は「（復帰作となる）舞台に出演する準備を進めている」と吐露。だがまだ詳細が決まっていないため、１２月の上演予定がズレる可能性もあるとした。また同関係者は「準備が整ったら、本人にきちんと報告させる」と復帰会見が行われることも示唆した。酒井さん自身はこの日、テレビの直撃取材に「時期が来たら、みなさんにお話しできるようにしたいと思います」と語り、復帰を否定しなかった。

　酒井さんは０９年、覚せい剤取締法違反の罪で懲役１年６月（執行猶予３年）の有罪判決を受けた。その後１０年に離婚。芸能生活から離れた生活を送っていたが、今年５月、急逝した後見人の建設会社会長の通夜で「（会長は）もう一度、頑張る姿を期待して支えてくれていた。恩返しできるまで生きていてほしかった」と復帰への意欲を明かしていた。関係者によれば、執行猶予期間が終わる１１月下旬以降の仕事のオファーは多いという。