西田敏行「松井秀、最後はタテジマで」
熱心な阪神ファンとして知られる俳優・西田敏行(64)が5日、大阪市内で取材に応じ、米大リーグ・レイズを自由契約となった松井秀喜選手(38)に向け「現役最後の花道はタテジマで!」とラブコールを送った。
松井は現在、来季去就に関して熟考中だが、西田は阪神ファンだったゴジラの入団を熱望。球団が今オフの大型補強に乗り出す中、「松井君はダメなの?やっぱり見たい」とあきらめきれない様子で訴えた。
タテジマのゴジラが見たい!西田が来季去就に悩む松井に、強烈なラブコールを送った。虎党にとって残念な今季が終わろうとする中、西田はABC「探偵!ナイトスクープ」の収録前に取材対応。「長い1年間にわたるキャンプ、お疲れさまでした」と今年を“シーズン”とは認めない?ことを宣言し、話題をオフの補強へ向けた。
現在、目玉として本格交渉目前の前ツインズの西岡剛内野手(28)や、前ヤンキースの福留孝介外野手(35)らメジャー戦士の名前が挙がっているが、「松井秀喜はどうしたんですか?看板としてほしい」とオファー。「やっぱりきてもらいたいです。タイガースマークがついた帽子をかぶって。現役の最後の花道をタテジマで」と熱弁した。
92年のドラフトで、阪神は虎ファンだった甲子園の怪物を1位指名したが、抽選で敗れた。西田は「ドラフトがなかったら松井君はタイガースに入りたかった人です。もう1度、気持ちとして原点に戻ってもらえたら」と球団に訴えた。
松井は去就に関して熟考中だが「あとは松井君に日本に戻ってもいいという気持ちになっていただけたら」と期待。「甲子園のライト方向にスコーンと抜けるようなホームランを見てみたい。アニキ(金本)に代わってどうですかとお願いしたい」と止まらなかった。
一方で西岡に関しては「新庄(剛志)さんのような型破りな感じがします」と目を輝かせたものの、福留に関しては「中日のイメージが強いなあ」と敬遠気味?だった。