橋下代表、国会議員との円満アピール
橋下徹大阪市長(43)率いる「日本維新の会」が6日、結党後初の全体会議を大阪市内で開いた。終了後には、橋下代表が執行部入りした松野頼久副代表、松浪健太副幹事長に挟まれる形で会見。笑顔で握手を交わし、“不協和音”と指摘された橋下代表と国会議員団の、円満ぶりをアピールした。
会見で松浪副幹事長が、9月29日付のブログの表題に「橋下独裁にはしない」と記し物議をかもしたことに「お門違いの報道が流れている。代表とは念入りに打ち合わせをしている」と改めて反論。橋下代表は「国政課題は国会議員の役割だが、大きな方針戦略は議論し、最後は僕が裁定するのは当然」と述べた。
会議では国会議員と地方議員に優劣をつけず、役割分担を行うことも確認。橋下代表は「このスタイルが日本再生の切り札だ。批判するメディアは地球4周半ぐらい遅れている」とぶちあげた。