元デパ地下カリーナ、シングル緊急発売
阪急百貨店梅田店の元デパ地下販売員としても話題を集めている女性シンガー・ソングライター、ティーナ・カリーナ(26)が、関西弁ラブソング「あんた」をシングルとして緊急リリースすることが10日、分かった。
恋人への思いを歌っているが、温かみある方言でつづった詞が、友人や親、ペットなどへの思いに重なることで幅広い支持を集め、アルバム収録曲にもかかわらず、有線リクエストが殺到。出身の大阪だけでなく東北地区でも1位を獲得し、急きょ17日のシングル発売が決定した。
ミニアルバム「ティーナ・カリーナ」で9月にデビューしたばかりの26歳遅咲きシンガーが、大輪の花を咲かそうとしている。「あんたがおれへんから 楽しないし」と歌う「あんた」は、元デパ地下発関西弁ラブソングとして、NHKや民放テレビ局が次々とピックアップ。その知名度は全国へと浸透しつつあり、昨今のCD不況の中では、極めて異例となる無名新人のノンタイアップシングル発売が決定した。
過去には、秋川雅史の「千の風になって」や、植村花菜の「トイレの神様」などの名曲もアルバム先行のリカットシングルとして大ヒット。年末に向けて、デパ地下発の関西弁ラブソングがさらなる注目を集めている。