TBS救世主?たけし&石橋で新番組
タレント・ビートたけし(65)と、お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明(50)が、TBS系のバラエティー番組「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」(21日スタート。日曜、後7・57)にメーン出演することが10日、分かった。都内で制作発表会見した2人は、NHK大河ドラマなど強力ライバルがひしめく日曜8時枠での新番組に、「(視聴率は)4月には40(%)超えますよ」と激戦区での“天下取り”を誓った。
芸能界を代表する人気者同士だが、特番以外でメーン出演者としては初タッグ。テレビでは、日ごろから自由奔放に暴れ回っている2人だけに、番組タイトルもこの日の初回収録で決め、内容はやりたいことを相談しあって詰めるという。
タイトルは「日曜ゴールデン」と打っただけに、早速他局の裏番組をチェック。低視聴率で苦戦しているNHK大河ドラマ「平清盛」を、たけしは「これはよくないんだよな」とバッサリ。とはいえ国民的ドラマ枠とあって、石橋が「(新番組でも)たまに時代劇を時間かけてじっくり撮ろうとか、そういう対応は考えます」と提案すると、たけしも「間違って見ちゃうかも」と“便乗作戦”に賛同。
逆に、視聴率好調の日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」には、たけしが「どうせ、どっかで事故を起こして終わりになるでしょ」と言いたい放題。強力ライバルの分析を終えても、「TBSの日曜8時は、ほとんどひん死の状態。普通のゴールデンのような視聴率になったら、名医と呼んでもらって、ダメならさっさと逃げちゃう」とニヤリと笑った。
目標視聴率に石橋は「2クール(半年間)かけて番組を作ります。4月には40は超えますよ!!」と力強く言い切るも、たけしからは「全国で40人しか見てない、っていうのじゃないよね!?」と厳しいツッコミも。息ぴったりの2人には、低視聴率にあえぐTBS日曜ゴールデンタイムの救世主としての期待がかかる。