「黒子のバスケ」作者の母校に中傷文書
週刊少年ジャンプに連載中の人気漫画「黒子のバスケ」の作者藤巻忠俊さんが在籍していた東京都内の高校や大学で、藤巻さんを中傷する文書が見つかったことが17日、警視庁への取材で分かった。脅迫容疑などで調べている。
警視庁によると、千代田区の上智大体育館で12日、異臭のする液体が入った容器を学生が発見。容器には「藤巻忠俊が憎い」とワープロで書かれた紙が張ってあった。けが人はいなかった。
また、新宿区の戸山高校には、藤巻さんについて「気に入らない」と書かれた文書と粉末の入った封筒が届き、16日に牛込署に届け出た。
黒子のバスケのパロディー漫画を出版する杉並区のプロダクションにも「パロディーをやめないと硫化水素がわくぞ」などと書かれた脅迫文と粉末が届いたという。