歌手の工藤静香（４２）が４日、東京・六本木のビルボードライブ東京でソロデビュー２５周年記念ライブを行った。今年は１０月に４年ぶりの新曲「キミがくれたもの」を発売するなど精力的な活動で、ＮＨＫ「紅白歌合戦」への１４年ぶりの出場もうわさされているが、「そんな話は聞いていません。年越しそばは家で食べたいな」と年末の大舞台には消極的だった。

　ディナーショー以外のライブは５年ぶりとなったステージでは、ヒット曲「慟哭」、「嵐の素顔」や「キミが‐」など１２曲を熱唱し、「歌は工藤静香そのものでいさせてくれる。これからも頑張りたい」と昼夜２回公演６００人のファンに笑顔。

　自身の歩みについては、「長いけどあっという間という気もする。デビュー当時の写真を子供と一緒に見ることもあるけど『いまの方がいい』といってくれます」と振り返り、１１歳と９歳の２女を育てるママの顔ものぞかせていた。