民主、舛添氏に都知事選で出馬打診

 石原慎太郎氏の辞職に伴う東京都知事選で、民主党東京都連が新党改革代表の舛添要一参院議員(63)に立候補を打診していることが10日、都連関係者への取材で分かった。舛添氏は回答を保留しているが、近く判断する見通し。

 都連会長の中山義活衆院議員は同日、報道陣に「本人は白紙と言っている。仮に出馬すれば勝手連的に支援し、自民、公明が応援したいのであれば一緒にやってもいい」と話した。

 民主党の安住淳幹事長代行は10日、報道陣に「正式な手続きを経て打診したのではない」と述べた。

 民主党は独自候補擁立を目指しているが、候補者選びは難航。政策面で近く、幅広い支持が得られそうな舛添氏が都連内で浮上し、本人に出馬の意向を確認した。都連関係者によると、昨年4月の都知事選でも党幹部らが出馬を打診したが、断られたという。

 舛添氏は9日、都知事選について「結果が政局に大きな影響を与える。いろんな話を聞き、じっくり考えて決断したい」と報道陣に述べていた。

 舛添氏は北九州市出身。01年の参院選に自民党から出馬し初当選。安倍、福田、麻生各内閣で厚生労働相を務めた。10年に離党して新党改革を結成、自ら代表に就任した。

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