日本テレビ系の人気バラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！！」の特別企画「笑ってはいけない」シリーズが、７年連続で大みそかに放送されることが１８日、分かった。史上最大規模のロケが行われた今年のシチュエーションは、メンバーが新人教師にふんする「絶対に笑ってはいけない熱血教師２４時！」。午後６時半から深夜０時半まで６時間の年越し放送で、お茶の間に抱腹絶倒の笑いを届ける。

　すっかり年末の定番となった「笑ってはいけない」シリーズ。ホテルマンや新聞記者、スパイなどを“経験”してきたダウンタウン、山崎邦正（４４）、ココリコの５人が「学園」を舞台に新人教師に変身。罰ゲームを受けないように必死で笑いをこらえる。

　５人は、「ガースー法人　聖（セント）黒光り学園」を舞台に、新人教師として研修に参加。学園に向かうバスや職員室などに張り巡らされた息もつかせぬ“お笑いトラップ”に挑戦する。

　７年目を迎え、ロケは史上最高規模となった。撮影は１１月中旬の関東某所の学校などで行われ、総スタッフ数は５００人強、ＣＣＤカメラも２５０台と、いずれも過去最高。歴史の授業では、江戸時代に“タイムスリップ”する設定もあり、学園を飛び越える大規模な仕掛けを用意した。

　こらえきれずに笑ってしまったものへの罰ゲームは今年も健在。松本人志（４９）は「ダウンタウンも年明けて５０歳になりますから、後はもう若手にまかせてやってもらえたらなと」。過去最大級の“お笑い地獄”に弱り果てたのか、“シリーズ卒業”を漏らすほどだった。

　また、放送に先駆けて、昨年の「空港（エアポート）２４時」の様子を取り上げたＤＶＤが１２月５日に発売される。今年は大みそか特番のパブリックビューイングを東京・渋谷ヒカリエで開催することも決定し、ＤＶＤ購入者の中から抽選で４００組８００人を招待する。