幸子が紅白落選…NHK騒動理由は否定
「第63回紅白歌合戦・出場歌手発表」(26日、NHK)
紅組最長の33年連続出場を記録していた小林幸子が落選した。昭和の時代から大みそかの象徴のひとつだった豪華衣装が紅白ステージから姿を消すことになった。
今年4月に所属事務所内のトラブルが表面化。長年所属したレコード会社を移籍し、10月に新曲「茨の木」を発売したが、吉報は届かなかった。
NHKは「今年の活躍、世論、企画・演出など総合的に判断した結果。事務所のトラブルが理由でない。強いて言えば、新曲の遅れ」(古谷太郎エンタテイメント番組部長)と説明。目玉の1つだった豪華衣装がなくなることにも「困ることはない」と言い切った。
一方、小林は当落未定の中でも、豪華衣装の準備に入っていたという。7回目の出場となった85年に「十二単」を披露してからその豪華な衣装が話題を集め、91年からは美川憲一(66)との衣装対決が紅白名物として注目され続けた。10年の美川に続いて紅白を去ることになった小林は関係者を通じ「とても残念ですが何があっても前に進み続けていきます」とコメントした。