「第６３回紅白歌合戦・出場歌手発表」（２６日、ＮＨＫ）

　単独では紅組のトリを務めた１９９２年以来、２０年ぶりの紅白出場が決まった歌手・由紀さおり（６４）が、米国からの生中継で、米ジャズオーケストラ、ピンク・マルティーニと共演することが２６日、分かった。

　昨年１０月に発売したコラボアルバム「１９６９」が米配信チャートで１位を獲得。紅白では、ピンク‐の来日も検討されたが、由紀が渡米することで決着した。

　由紀はこの日、都内での「ＶＯＧＵＥ　ＪＡＰＡＮ　Ｗｏｍｅｎ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｙｅａｒ　２０１２」の授賞式に出席。年末の大舞台に、「こういう機会をおつくりいただいたので、万感の思いを込めて歌わせていただけたら。何を歌うかは、まだ分からないですけど」と喜びを語った。

　出場は単独１３度目で、姉・安田祥子（７１）とのコンビでも１９８９年と９３～０１年に出演しているが、「（紅白に）出たり入ったり、ややしばらくあったので不思議な感じ」と照れ笑いを浮かべた。