日本維新の会の比例近畿ブロックから立候補した東国原英夫前宮崎県知事（５５）が８日、藤村修官房長官（６３）＝民主＝への“刺客”として送り込まれた維新の大阪７区候補、上西小百合氏（２９）を応援。大学時代にキャンギャルの経験があり、“浪速のエリカ様”の異名を持つ上西氏との“美女と野獣”コンビで大阪府吹田市内を練り歩いた。

　前日、藤村官房長官の“ミサイル失言”が飛び出したタイミングで登場した東国原氏は「投票用紙には維新！ひらがなでもいい。ニシンと書いちゃダメですよ」などとコミカルに呼びかけ、商店街では主婦らに「きゃー、珍しい人が来はったわ」と大阪らしい歓迎を受けていた。同選挙区はほかに、自民・渡嘉敷奈緒美氏（５０）、未来・渡辺義彦氏（５６）、共産・石川多枝氏（４５）が立候補している。