松ケン清盛から綾瀬にバトン
23日に最終回を迎えるNHK大河ドラマ「平清盛」(日曜、後8・00)の主演・松山ケンイチ(27)と、来年1月6日にスタートする「八重の桜」の主演・綾瀬はるか(27)が20日、東京・渋谷のNHKで、主役のバトンタッチ会見を行った。
松山は「大河ドラマという伝統あるドラマの主演ということで、ものすごく緊張した。緊張しすぎて、自分のいい部分だったり、普段できている表現を出しづらくなったりした。もっと自由に演じていいのに、自分で役や表現の幅を狭めていた。そこから抜け出すのに時間がかかった」と自身の1年間を振り返り、「緊張しすぎず、力みすぎずやっていただけたらと思います」と綾瀬にアドバイスを送った。
綾瀬は「緊張すると固まってしまいこわばるので、リラックスして楽しんで臨むことがいいのかなと、ちょうど考えていました」と、経験者の言葉に納得の様子だった。
セレモニーでは、松山が清盛にゆかりの深い神戸の高級牛肉「神戸ビーフ」を、綾瀬が福島県会津地方に伝わる人形「起き上がり小法師(こぼし)」を贈り合った。