震災孤児支援の展覧会 水谷豊らが協力
俳優・柴俊夫(65)が発起人となり、東日本大震災の震災孤児を支援するチャリティー絵画写真展「NEVER FORGET 東北」が5日、大阪・梅田の阪急百貨店でスタートした。
呼びかけに賛同した各界の著名人が、自ら撮影したプライベート写真を油絵、水彩画風などに変換現像し、サイン入りでチャリティー販売。収益は、あしなが育英会が2000人を超える震災孤児を生んだ東北地方に建設中のケアハウス新設資金として寄付する。
「NEVER‐」は、これまで全国7会場で開催され、計620万円の寄付金を集めてきた。この日、来場者の応対にあたった柴は「僕はこれを10年は続けないといけないと思ってます。主要都市だけでなく全国を回り続けたい」と話した。
柴はドラマやイベントなどでも共演者に広く協力依頼しており、会場には黒柳徹子(79)、水谷豊(60)、王貞治氏(72)ら多くの著名人が撮影者、被写体として協力した作品が並んだ。ポートレートが中心だが、名取裕子(55)、常盤貴子(40)らは自身で撮影した風景画も出品している。柴は、ケアハウス完成後は慰問などでも協力したいという。