NHK大河「八重の桜」21・4%発進
福島では30%超え 6日にスタートした綾瀬はるか(27)主演のNHK大河ドラマ「八重の桜」の初回視聴率が、関東地区で21・4%だったことが7日、分かった。主な舞台となる福島地区では、30・7%の高視聴率を記録した。
昨年の「平清盛」は初回を歴代ワースト3位の17・3%でスタート後も視聴率が低迷し、全話平均は歴代ワーストの12・0%に終わった。“仕切り直し”の今年は好発進し、内藤愼輔エグゼクティブプロデューサーは「順調なスタート」とコメントした。
同作は会津藩の砲術指南の家に生まれ、戊辰戦争時にはスペンサー銃を手に新政府軍と戦って“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれた山本八重が主人公。同藩家老の西郷頼母を福島県出身の西田敏行(65)が演じていることも、同県での注目度を高めたようだ。
近年の女性が主人公となった大河は、08年「篤姫」が初回20・3%(全話平均24・5%)、11年「江・姫たちの戦国」が初回21・7%(同17・7%)。(福島県以外の数字はいずれも関東地区。ビデオリサーチ調べ)