結成30年の怒髪天 “最遅”で武道館

 1984年に結成された4人組ロックバンド・怒髪天が来年1月12日に初めて日本武道館で公演を行うことが8日、分かった。結成30年での初武道館は、邦楽ロック・ポップスでは“最遅”となる。

 苦節30年。多難の道を歩んできた遅咲きバンドが、ついに“聖地”のステージに立つ。91年にメジャーデビューも、同年に上京後、数日で所属事務所が倒産。活動に行き詰まり、96年から99年までは活動休止を余儀なくされた。活動休止中にはリングアナなどで生計を立てた増子直純(46)は、吉報に「30年やってればヒット曲がなくても1回くらいはできる!」と感慨深げだった。

 99年の再活動後も地道に活動を続け、06年から少しづつ知名度も上昇。9日には最新シングル「日本列島ワッショイ計画」をリリースする。ようやく訪れた“春”に、他のメンバーも「はじめまして、武道館様。これからも宜しくお願い致します」(ベース・清水泰次)「飲み込まれないように頑張ります」(ドラム・坂詰克彦)などと意気込んだ。1年後の夢のステージで、怒髪天が遅咲きの花を咲かせる。

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