幸子 台湾国賓級招待で幻の紅白衣装?

 6月にデビュー50周年を迎える歌手・小林幸子(59)に華々しい舞台が用意された。台湾で2月24日に開催される伝統行事「台湾ランタンフェスティバル 2013」の開幕式典に、国賓級の待遇で日本人歌手としては初めて招かれることが決定。11日、都内でデイリースポーツの直撃に応じた小林は「台湾では曲を知っていただいている。楽しみです」と晴れ舞台を心待ちにした。

 節目の年を迎え、小林はますます意欲的になっていた。

 「50周年の構想については、やりたいことがいっぱいあるんで、これから具体化させていきたい」。そう話して目を輝かせた。

 スタートを飾る大仕事として決まったのは、台湾全土を挙げて開催される「台湾ランタンフェスティバル」への出演だ。関係者によると、開幕式典には馬英九総統ら台湾のトップ、海外のVIPが来賓として出席。小林も国賓級として、日本人歌手では初めて招待され、点灯式を行う。

 小林は台湾観光親善大使を務めるなど、台湾とは縁が深く、10年1月には、日本人の女性演歌歌手で初めて現地で公演を開催。今年も同フェス直前の22、23日には台北市内で3年ぶりのコンサートを行う。また今年7月公開の「世界第一麥方」(日本名『世界一のパン工房』)で台湾映画デビューも決定している。

 点灯式当日のライブイベントにも小林が出演する可能性が浮上。昨年のNHK紅白歌合戦で着用するため準備していた豪華衣装のお披露目も「間に合えば公開したい」(関係者)と検討されている。「台湾で人気のある自分の楽曲は『幸せ』。どこに行ってもリクエストされるんですよ」。小林は台湾での人気ぶりを明かす。

 昨年の紅白に落選し、紅組最長の連続出場記録は33回で途切れたが、年末年始は夫とオーストリアに旅行し、気分も一新。「ゆっくりできましたよ。(紅白は)録画してますが、忙しくて見てません」と笑う。「前に進んでいきます。50周年イヤーですし、楽しみにしておいて下さい」。節目を華やかに彩ることを約束した。

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