元横綱大鵬の死去にデーモン閣下も落胆

 芸能界を代表する好角家で、アーティストのデーモン閣下が19日、本紙の取材に応じ、元横綱大鵬の納谷幸喜さんを悼んだ。「ひとつの大きな時代が終わったと、感慨を持ちました。二所ノ関部屋の閉鎖も決まりましたが、同じ時期に来るんだなと」と昭和の大横綱の死に落胆。「大横綱といわれる人は何人かいますが、大鵬さんはタイプが違った。スピードや力で圧倒するのではなく、相手が何をやっても自分のペースにした。史上最もディフェンス力にたけた力士」と回顧した。

 10年5月に納谷さんの古希祝いのパーティーで対面したときには、「相撲界に対する苦言をどんどん言ってくれ」と角界のご意見番を任されたといい、「中にいる人の不祥事への対応に、じくじたる思いがあったのでしょう。外で発言するわが輩に期待をしていただけたのでは」と振り返ったデーモン閣下。慈善活動にも積極的に取り組んだ納谷さんの人柄に敬意を表していた。

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