渡辺謙、阪神福留は妻の「命の恩人」
阪神タイガースの大ファンとして知られる俳優の渡辺謙(53)が22日、都内で、「NTTドコモ」の新商品発表会に登場し、大型補強に成功した猛虎に激励エールを送った。
期待の新戦力として真っ先に名前を挙げたのが、中日時代から親交があるという福留孝介外野手(35)。メジャー帰りの頼もしい男が、妻で女優の南果歩(49)の“命の恩人”であるという(秘)エピソードも、デイリースポーツに独占告白した。
熱烈な虎党の謙さんにとって、6年ぶりの日本球界復帰で阪神に加入した福留は、長年の片思いの相手だった。中日時代から親交があり、当時から「ウチ(阪神)においでよ」と誘いをかけていたという。
実は謙さんと福留の間には深いつながりがある。福留が中日からカブスへFA移籍する前年、ロサンゼルスのドジャースタジアムで、謙さんは同じく阪神ファンの妻・南果歩と、福留の3人でメジャーの試を観戦。その試合中、愛妻に飛んできたファウルボールを福留が素手でキャッチしてくれたといい、「福留君は、カミさんの命の恩人なんだよ」と感謝の気持ちを抱き続けている。
謙さんはこの日、CMキャラクターを務めるドコモのスマートフォンをPRした直後、「僕にとっては、福留君が一番大きな、強力なアプリです」と語り、「彼が、新井君とか外国人選手もパワーアップさせてくれるだろうし、クリーンアップで強力な布陣を作ってくれることを、切に願っています」と8年ぶりのV奪回を目指す猛虎のキーマンに指名した。
ゴールデンルーキーの藤浪晋太郎投手(18)にも熱視線。「あわてて体を壊したりしないようにして欲しい。今年活躍できたらうれしいですけど、ここ10年ぐらいのエースになっていく選手だと思うので、期待してます」と“金言”をささげた。
昨年は沖縄キャンプを訪問したが、今年は2月から3月にかけて主演舞台「ホロヴィッツとの対話」を控えているため、キャンプ地での虎戦士の生チェックは難しい状況。福留とも、阪神入団後にはまだ対面できていないが、「シーズンに入ったらのぞきに行こうと思います」と再会を心待ちにしていた。